山手線 秋葉原駅 Yamanote Line Akihabara Sta.

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秋葉原は、「オタクの方」のみならずインバウンド客にも外せない街になってきました。

今日は昔も今も来る人をときめかせる秋葉原駅から旅に出たいと思います。


秋葉原という地名を探せ!


ところで皆さんは秋葉原駅がどこにあるかご存じですか?

実は秋葉原駅があるのは千代田区外神田になります。

ただし厳密には駅舎は神田佐久間町や神田花岡町にもまたがっています。


どちらにもしても秋葉原駅があるのは千代田区神田になるというわけです。

それでは秋葉原という地名はどこから来たのでしょうか?


実を申しますと秋葉原駅の北側に秋葉原という町名は存在します。

それも台東区になります。


秋葉原駅の駅名については駅付近にあった「秋葉神社」に由来するのが有力な説の様です。

この神社は火災鎮護のため建立されたものですが、駅建設に伴い台東区上野付近に移転しております。


この神社は上野駅から歩いていける距離にあります。

ご興味のある方は秋葉神社をご覧ください。


という事で本日は秋葉原という地名を探しに旅に出たいと思います。

秋葉原駅の昭和通り口に出ます。

首都高上野線が走る広い通りを渡らずに上野方面に左折してください。


昭和通りは言わずとしれた日光街道(国道4号線)です。

しかし現代において国道4号線は日光までは厳密には繋がっておりません。


栃木県の宇都宮市から国道119号に分岐して日光までを結んでいます。

通りの事も調べながら歩くと旅が楽しくなりますね。


そうしているうちに大きな通りの交差点に近づいてきました。

蔵前橋通りとの交差点です。

この交差点を座標軸と見立てた場合の左下(-X-Y)のブロックが台東区秋葉原になります。


ちなみに西側は山手線や京浜東北線の下までがその範囲となります。

ずいぶんと駅から離れていますが秋葉原という地名は確か存在していました。


秋葉原


さて折角ここまで来たので東京メトロ銀座線の末広町方面に向かってぐるっと時計と反対まわりに秋葉原駅に戻りましょう。

秋葉原といえば中央通り沿いが人気が集中していますが、自分は裏道を歩くのが好きです。


中央通りの東側や西側に一本入ってディープな秋葉原をさまよってみるのも楽しいですよ。




秋葉原駅とお茶の水駅の高低差を実感する!


千葉方面から総武緩行線に乗っていると不思議に思う事はないでしょうか?

秋葉原駅の山手線と京浜東北線をまたぐための3階建て構造のホームがお茶の水駅に行くと地上ホームに変わっている。

そうお茶の水駅は武蔵野台地の最東端。


ここから海に向かって一気に下っていく地形なんです。

確かにお茶の水駅のホームから北側を望むとおよそ都市景観には似つかぬ渓谷的なイメージがあります。

ちなみに秋葉原駅の標高は4mでお茶の水駅の標高は14m。


この二つの駅の標高差は10mもあるのです。

という事で秋葉原駅からこの高低差を実感する旅に出ようと思います。


秋葉原駅電気街口から総武緩行線の下の側道を西に向かいます。

突き当りは昌平橋交差点。

ここから神田川沿いの外堀通りを西側に向かいます。


上り坂になり明らかに歩くペースが落ちてきます。

ここはマイペースでゆっくり登ってください。

進行方向右手には湯島聖堂が見えてきました。


昌平坂


後ろを振り返れば秋葉原駅とお茶の水駅の高低差が実感できると思います。

東京は坂の多い街です。


地名を見れば一目瞭然。

渋谷に市ヶ谷、四谷に千駄ヶ谷、東京という街にはかなりの谷がある事がわかります。


お茶の水駅に到着しました。

近くにあるニコライ堂に行くのも良いですし学生街を歩いてみるのも良いと思います。


秋葉原駅とお茶の水駅の高低差を実感できたでしょうか?

 

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