山手線において五反田駅はよほどの用が無い限り、降りる事のない駅のひとつだと思います。
自分的には鶯谷駅や駒込駅、大塚駅なども同じイメージですが皆さまはいかがでしょうか?
実際、自分も仕事の関係で乗り降りをした以外プライベートではほぼ皆無でした。
ところがこの五反田という街は山手地区にありながらも下町的な情緒を感じる素敵な街なのです。
という事で本日は五反田の街を歩いてみたいと思います。
第二京浜という名の国道一号を南下する
自分は常々、この○○京浜という呼び方に違和感を感じていました。
特に地方からいらした方も混乱したのではないでしょうか?
海側から国道15号が第一京浜、国道1号が第二京浜、そして世田谷区の等々力から横浜に向かう自動車専用の一般有料道路が
第三京浜といいます。
東京と横浜を結ぶ道路を区別するため便宜上、そのようなネーミングをしたのでしょう。
ただあくまでもこの道は歴史ある由緒正しき東海道です。
明治政府も敬意を表して国道一号としたわけです。
少々扱いが邪険に感じるのは自分だけでしょうか?
ちなみにこの通りには「桜田通り」という通り名もついています。
地元の方はどのように使い分けいるのでしょうか?
さて気を取り直して旅に戻ります。
その第二京浜が走っているのがこの五反田駅の下です。
ところで住所としての「五反田」という地名は無いのはご存じですか?
駅を境に東側が東五反田、西側が西五反田になっています。
せっかくだから覚えておいてくださいね。
という事で今日はこの第二京浜を南下してこれまた有名な戸越銀座商店街まで歩いてみましょう。
五反田駅から都営浅草線で戸越まで一区間ですが距離はおよそ1.6kmあります。
やはりご自分の足とご相談して無理のない範囲で歩いてみてくださいね。
駅を出て渡る川は目黒川です。
山手通りを超えると右手に見えてくるのがTOC五反田です。
業者のための施設のイメージが強いですが、現在は小売り向けの店舗も充実しています。
中原街道の交差点を超えて東急池上線をまたぐと戸越銀座という交差点に到着します。
この交差点を右に進めば東急東横線の戸越銀座駅になります。
戸越銀座はこの第二京浜と交差する通りとなります。
東はおよそ700m程度、西は中原街道までのおよそ500mでかなり広域に渡っています。
詳しくは戸越銀座商店街オフィシャルサイトをご覧ください。
自分は折角ですので商店街の酒屋で角打ちをしたいと思います。
ご興味のある方は「戸越銀座 角打ち」で検索してみてください。
商店街に夕刻が迫ってきました。
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